安定した高い品質で大ロット出力に対応
有限会社内田製作所 | 東京都

- 使用製品:
- フラットベッドUVプリンター MO-240
- アプリケーション:
- オリジナルグッズ・ノベルティ
1962年に創業した有限会社内田製作所は、業界でもトップクラスのアクリル板加工の技術で、高品質なアクリル製品の製作を得意としています。これまで、半導体に使用する部品やノベルティ、記念品など、様々なアクリル製品を手がけてきました。また、自社一貫生産にこだわり、企画からデザイン、加工、納品までをワンストップで完結する体制を敷いています。

印刷加工・オペレーター・レーザー加工 各ご担当 様
大量ロットのアクリルグッズを一貫生産

プロスポーツの公式グッズなども自社で一貫生産
当社は半世紀以上にわたり高品質なアクリル製品加工を展開しています。アクリル板へのUVプリントにも早い時期から取り組み、2012年にはローランド ディー.ジー.のUVプリンター「LEFシリーズ」を導入しました。これまでに培ったアクリル加工の知識と経験を駆使して、当時ではまだ一般的ではなかったUVプリントに取り組みました。インクの密着や量産に向けた課題の解決を積み重ね、市場のニーズに沿った商品開発を行い、好評を得てきました。現在では、LEFシリーズとレーザー加工機を複数台設置し、アクリルキーホルダーを中心に、プロスポーツの公式グッズなどのアクリルグッズを自社で一貫生産しています。
「MO-240」のプリントスピードに驚き

大量ロットや急ぎ案件は生産能力の高い「MO-240」を使用
LEFシリーズの後継機「VersaOBJECT MO-240」が2024年の初めに発表され、いち早く導入しました。実際に運用するとプリントスピードの速さに驚かされました。アクリル板に「MO-240」でCMYK+白インクをプリントする場合、LEFシリーズに比べて生産能力が2倍にアップしました。高い生産性だけでなく、品質も優れていることから、LEFシリーズから順次「MO-240」への入れ替えを進めています。現在は、LEFシリーズと併用していますが、大量ロットや急ぎの案件が入ったときには、「MO-240」を優先的に使用することで、余裕をもって短納期に対応できるようになりました。
同じ色合いで安定したプリント品質

アクリルグッズの品質アップに繋がる
透明なアクリル素材にプリントするときは、白インクで下引きします。「MO-240」は白色のノズルが2列付いているので、一度に濃い白をプリントできます。写真やイラストが鮮やかに仕上がり、アクリルグッズの品質アップに繋がりました。同じデザインのアクリルグッズを量産する場合、複数台の「MO-240」を使いますが、異なる機体でも同じ色合いで仕上がります。以前は、色合わせする作業が必要でしたが、そうした負担がなく運用できています。また、洗浄液が搭載された自動クリーニングモードの効果で、従来の機種よりも安定して稼働しており、メンテナンスに費やす時間も短縮されて効率よく運用できています。
LEFと同じ感覚で効率よく作業できる

「MO-240」を活用して高品質なアクリルグッズを生産
「MO-240」はLEFシリーズの操作性を踏襲し、スムーズに出力作業が行えます。新しくカラー液晶パネルが採用されて、プリントの準備作業や設定、日々のメンテナンスまで、パネルの表示に沿って進めることで、安心して確実にできるようになりました。また、プリンターの内部に付いたLEDライトが印刷の様子を照らしてくれるのも嬉しいポイントです。様々な作業の効率化とメンテナンス時間が減少して、アクリルグッズ作りに、さらに注力できるようになりました。今後も「MO-240」を活用して高品質なアクリルグッズを生産したいと思います。
有限会社内田製作所様公式サイトhttps://www.akr-uchida.co.jp/