中間色をイメージ通りに 色にこだわる社風に最適

「マルセイバターサンド」や「ホワイトチョコレート」、また「十勝六花」をデザインした包装紙など、北海道のお土産として知名度の高い六花亭。1933年に帯広市で創業し、現在は道内66店の直営店の他、包装紙の野草をモチーフにした庭園「六花の森」や美術館などを運営しています。

制作課　五十嵐 麻希代 様

マルセイバターサンドで人気の六花亭

包装紙は北海道の野草をデザインしている

当社は1933年に北海道・帯広で創業した和洋菓子店です。「マルセイバターサンド」や「ホワイトチョコレート」などが看板商品で、北海道の野草をデザインした包装紙と共に、北海道のお土産として親しまれています。定番商品以外にも桜餅や大福、クリスマスケーキなど季節限定のお菓子もあり、全部で約80種類の商品をラインアップしています。商品は北海道の空港や駅の他、道内にある66店舗の直営店、また全国の物産店などで販売しています。

原画通りの自然でビビッドな色表現

「LG-540」導入の決め手はビビットな発色

当社制作課では、各店舗のウインドウディスプレイや懸垂幕を製作しています。2008年にローランド ディー.ジー.の水性インクジェットプリンター「FJ-540」を導入し、使用していました。発色が良く気に入っていましたが、同機が販売終了したこと、また長年使っていたことを踏まえ、新機種の導入を検討しました。ローランド ディー.ジー.を信頼していたので、同社のプリンターを複数紹介していただいたところ、UVプリンター「LG-540」の発色に惹かれました。「FJ-540」で難しかったビビッドな色が簡単に再現できたので、スタッフ一同「感動した」と口を揃えました。

LG-540でウインドウディスプレイを製作

野草や花の色合いも原画通りに表現できる

LG-540を導入してまず製作したのが、当社の人気ビスケット「雪やこんこ」のウインドウディスプレイです。この原画には緑、紫、黄色などの中間色が多用されており印刷物で表現することが難しいのですが、LG-540なら原画に近い自然でビビッドな発色が可能です。ディスプレイは帯広本店に展示しており、お客様から「綺麗だ」と好評です。当社はできるだけキャッチコピーを使わないシンプルなディスプレイにこだわっています。その鍵となるのが野草や花などの色ですが、「LG-540」は当社のイメージ通りの色を表現してくれます。

プリントスピードが速く、安心感がある

季節ごとのお菓子に合わせ、ディスプレイや懸垂幕を製作

プリントスピードの速さも魅力です。ディスプレイや懸垂幕のデザインは、PRしたい商品に合わせて定期的に変更します。デザインの作成に時間をかけるため、プリント作業は展示開始の直前に急ぎで行うことがい多いですが、LG-540ならすぐにプリントが仕上がるので安心感があります。プリント後の乾燥時間も必要ないため、待ち時間なしにロールを巻き取り、設置作業に移れます。またLG-540の導入により、商品パッケージの試作品が社内で製作できるようになりました。細かいデザインの確認や修正をスピーディーにできるようになるのは嬉しいですね。